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青空が消える日

なにかをするのに、それを何かのせいにするのは潔くない。
「こうなったのは○○○のせい」(今回はそれにアメリカが当てはまったわけだ
けど)。
それに対して、何かされた方は当然、「絶対に許さない。断固報復」ってくる。
そりゃそうだよね。アタシだって娘が誰かに危害を加えられたら報復するよ。
きっと、加えられた危害以上の報復をしてやると思う。
でも、それが国単位、世界規模になるとすごく空虚で不毛なものに見えてくるの
はなぜだろう。
それは今回おきた、何も知らない罪のない人々が一瞬で地獄の炎のなかで死んだ
のと同じ苦しみをまた大勢の人が受けるのではないかと言う予想がつくからだ。
テロの目的が「アメリカ人に苦しみを与える」ものならそれはもう戦争そのもの
だ。
私たちにとっては罪ない人々であっても、テロ側の立場からするとアメリカ人は
みな罪人なのかもしれない。
だからあんな手段でテロを起こせたのかもしれない。
それに対する報復はやはり私にとって罪のない大勢の人々がまた同じような苦し
みを受けるのでは…と思うのだ。
ばかげた、狂った卑怯で愚劣でやっちゃいけない行為だ。
でも、なぜそんなことをしちゃったんだろう。
「バカだから、頭悪いんだよ、そいつら全部死ねば解決だよ」って思ってしまい
たいけど、それで済ませてしまうと多分また、同じ事を繰り返すだけのような気がする。
なぜテロリストはここまでの事をしたのか。
実行犯は確実に自分たちも共に死ぬのが判っていながら的確にテロを起こし
た。
そこまでの気持ちにさせるものがアメリカにあったんだろうか。
っていうか、それって絶対に考えなくちゃいけない事のような気がする。
苦しい作業だと思う。そんなことより、とにかく報復したい気持ちでいっぱいだ
と思う。
私だったら敵の犯行の背景を考える前に敵の頭を吹き飛ばしてやりたい気持ちで
狂いそうになるだろう。
でもでもでも、それしちゃうとほんとに戦争になっちゃうんだよ。
苦しい。
綺麗ごとを言いたいわけじゃない。
ただ、私は娘の未来には平和な青空を残してやりたいと思うだけだ。

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