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AKG K26PそしてK414P

ハーマンインターナショナル(AKG) 高音質オンイヤーヘッドホン AKG K414P K414P

ハーマンインターナショナル 
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今回の記事で紹介しているのはすでに生産終了の品です。
ただ、同型後継機(K414P)が既売されているのでリンクなどはそちらにしています。
さらに冗長気味の記事になってますが、ズブの素人が無知なりにがんばった記録として優しく読んであげてください(笑)

音楽好きという割には、音や環境にこだわりも知識もありません。
なのでiPodも付属のイヤホンを買い換える気はぜんぜんありませんでした。
たとえ、耳にジャストフィットせずに歩いたり走ったりする最中に「ポロッ」と外れても、それが普通なんでしょ?くらいの感じ。

今回の記事で紹介するヘッドフォン、買ったのは実は三年ほど前です。
初めてピンでヘッドフォンを選んだので、その選定条件から購入、実際の使用感など、
なるべく順を追って書いていこうと思います。

買う上での「条件」として列挙したのは下の三つです。

・価格がお手軽であること。

なにせ耳が肥えてるわけでもなく付属品以外のヘッドホンを買うのも初めて。
万が一失敗しないでも泣かないですむくらいの値段が良かったのです。
 当時想定した上限は10000円でした。

・音漏れが極力少なく、かつ遮音性が"そこそこ"であること。

屋外使用を前提にしているため、遮音性が高すぎると危険ですし音漏れが酷いのも周りに迷惑がかかるので。(すでに迷惑かけてるという話も・・・)
どちらかというと爆音派なので音漏れが少ないのは重要。
カナル型は価格帯も安価な上、装着しやすそうなのも魅力でしたが、遮音性が高すぎて外で使うのがちょっと怖いので手が出ませんでした。(そんな爆音で聴くのが悪いというのは却下)

・どちらかというと低音域よりな音が出ること。

もちろんバランスが悪いのは良くないのですけど・・・。
よく聴く曲がどちらかというと低音の迫力が魅力のものが多いので。
低音は好きだけど、エフェクトで低音を強調するのは好きじゃないのでこれも重要な要素でした。

他にも「軽い方がいい」だの、「コンパクトな方がいい」だの細かいところはありますが、上記三点がまずあることが大事。
その上で、アマゾンなどで商品を探し、レビューなど読んでちょうどいいものを探して、見つけたのがAKGというところが作っているヘッドホンでした。
K26Pは「ミニヘッドホン」というくくりで、密閉型ヘッドホンを使ったことがない私でも仰々しくなく使えそうなのが魅力でした。
また、上記三点の基準もクリアしています。もちろん他にも基準をクリアしたものはあったのですが他の人のレビューを読んだ限りではK26Pが一番自分の要求を満たしてくれているし、何よりAKGというメーカーがオーストリアのプロフェッショナルブランドで非常に高い実績と支持を得ていることが最終的な決め手になりました。
よく知らない世界だから、そういうモノに弱いとも言えるかもしれませんが(^^;;
職人系のツールに非常にあこがれがあるんですよねー(笑)

心の中では一応これと決めていましたが、一度店頭で聴いてみたいとビックカメラへ。
ヘッドホンのコーナーは目が回りそうなくらいの品数。
いきなりこの中から選ぶのは難しい話だよなぁ・・・
と思いつつ、目当てのK26Pを探します。

ところがない、どの棚を見てもない。

『え、ここじゃ扱いがないのかしら?』

と慌てつつ、店員さんを捕まえ聞いてみると、「こちらです」と売り場の奥の方へ・・・。
ガラスケースの中に展示(?)されておりました。パッケージのまま。
試聴(この場合は試着含む)が出来るか聞いてみたところ、

「申し訳ございません」

とのこと。
うーん、と腕組み10秒で即決。買いました(笑)
だって、たぶん他に満足できるものはないだろうって思ったんだもの(思い込みか?)

帰宅してすぐパッケージから出しました。
余談ですが、このパッケージがもんのすごくあけづらかったです。
丈夫すぎるほど丈夫でした。開け口らしきものが皆無。しかも破くことが出来ないほど硬い。
はさみ使っても一苦労でした(^^;
K414Pのパッケージはもっと開けやすくなってるのかしら。

やっと取り出したK26P。
さっそく装着。おぉ、フィットするー!ちょっと強めの圧着感があります。でもこれならズレることもなさそう。
パッドはちょうど耳と同じくらいの大きさ。
「耳にかぶせる」というより「耳に載せる」感覚です。
次いで、どきどきしつつiPodにつないで音を聴いてみます・・・。

どどどどぉおおおおおん!

す、すごい低音。ものすごい厚みで低音が迫り来る感じ。
もう、音全体がぼわんぼわんになるくらいの低音(笑)
バランスが悪いのは私ですら分かるほどですが、この音で圧倒される感じは付属のイヤホンでは経験したことがありません。低音好きをわくわくさせる音でした(^^)
購入前からあちこちのレビューを読んでいたので、この低音寄りはエージングをすれば徐々に取れていくというのは勉強済み。
初めてですよ、エージングなんて言葉聞いたの。アンチエイジングならよく聞くんですけどねぇ。

とりあえず覚えたての知識でエージングしてみる。
ひたすら音楽を流しっぱなしにするだけだけど(^^;
オーディオ好きは"ホワイトノイズ"をかけっぱなしにしたりするらしいですが、
エージングの根拠自体あいまいなので、普通の音楽かけるだけにしときました。
最初の三日間くらいは夜中かけっぱなし(iTunesのシャッフルを延々と)
その後は音楽聴いた後、しばらくヘッドフォン刺しっぱなしでK26Pに聴かせっぱなしにしとくというおおざっぱなエージング。
音のくもりがとれてきたと感じたのはどれくらいかな、半月ほど経ったくらいかな。

音の変化を体感で感じたのは3ヶ月くらいかなぁ。
その後は私の耳では変化を感じ取ることはできず。
数年経った今も、同じ状態です。
これ以上エージングで音の変化はないとして、現在のK26Pの音を評するならば、「低音寄りでエッジの効きは若干弱めだがバランスは良い音」ということになりますか。
他社の同価格帯、上位機種の使用経験がなくてこれが初めてなもんですから、これ以上言っても説得力はありますまい。

眼鏡かけてこのヘッドフォンを連続使用してると、圧着感が強いので耳が痛くなってくるとか、バンド部の長さ調節部分が髪にからむことがあるとか、ケーブルがポータブルに使うには長すぎるだとか、ハード面のちょっとした欠点もあるにはりますが、目をつぶれるくらいの些細なものだと思います。
この値段でこの音質なら文句ありません。
今使ってるK26Pが壊れたら迷わず後継のK414Pを買うことでしょう。
K414Pは折り畳みのサイズがK26Pよりもさらにコンパクトになってるそうですよ。

低音寄りバランスなため、クラシックの交響曲とかはあまり向かない気がします。
爆音ロックが一番向いてるのじゃないかしら。とはいえ、モノによりますね。
下記に、手持ちのCDの曲をいくつかピックアップしてipod付属イヤフォンと聞き比べたメモを追記しておきます。
ついでにiTunesへリンクなんぞも埋めましたので気になる曲を見つけた方は試聴なさってみてください。
ただこれはあくまで私の感覚なので万人が聴いて同じ反応になるかは保証できません(^_^;;

—聞き比べメモ———

Sonny Clark "Cool Struttin’" Sonny Clark - Cool Struttin' (The Rudy Van Gelder Edition Remastered) - Cool Struttin'
ピアノの音が多少丸い気がするけれど、バランスよし

Hank Mobley "Recado Bossa Nova"
Hank Mobley - Dippin' (The Rudy Van Gelder Edition Remastered) - Recado Bossa Nova
やっぱりピアノの音が丸く感じる。サックスの音はいい感じなんだけど。
(それにしたって、今まで使ってたイヤホンよりぜんぜんいい音だけど)

Yo-Yo Ma "無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012 ~ サラバンド"
音に艶がある感じ。空気感が伝わる。チェロと相性がいいのかも。
iPod付属イヤホンとの差が大きかった1曲。付属イヤホンは艶が物足りない。
リベルタンゴはちょっと低音から低音寄りの中音がこもった感じがしたが、
他の音をつぶすほどではない。ちょっとハリがない感じがする。

ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ長調 作品67≪運命≫~第1楽章
低音好きではあるけど、この曲はもっと高音部に透明感があるほうが好きかな・・・。
"音場が狭い"というのの意味が分からないんだけど、ここで感じてる閉塞感がそれなんだろうか。

Turandot: "Nessun Dorma" BBC Concert Orchestra & Barry Wordsworth
うーん、録音の違い?曲の違い?これはすごく広がりがあって聴いててとても気持ちがいい。
細かい音まで(たぶん)拾えてる。透明感もあって低音がこもった感じがない。
試し聴きで思わず最後まで聴いてしまった。終盤に鳥肌・・・。
ちなみにチャイコフスキーの1812 Overture は、最後のドンドンのところがやっぱり少しこもります(笑)気になるほどじゃないですけど。
大砲の迫力が勝ってるw 

Phantom Of The Opera "Overture"
分厚さが気持ちいい。高い音も素直に出てる気がする。でもやはり低音の厚みが強い。

Phantom Of The Opera "Masquerade"
こちらの曲ではもっと広がりを感じたいのだけど、低音がちょっと邪魔をしてる感じ。
でも迫力はあります。

Eric Serra "前奏曲 -映画「グラン・ブルー」挿入曲-"
映画館で聴いてるっぽい音。
低音の響きが気持ちいいけれど高音にも透明感があってよい。

Chick Corea "Return To Forever" チック・コリア - Return to Forever - Return to Forever
実はヘッドホンで聴いたことがなかった曲。
なのでイヤホンではなくステレオスピーカーとの比較なのであてになりません・・・。
ああ、でもこれはヘッドホン向きの楽曲かもしれない。音の一個一個が立ってて緊張感ある感じです。
iPod付属イヤホンとの差が大きかった1曲。

Jethro Tull "My Sunday Feeling" Jethro Tull - This Was (Collectors Edition) - My Sunday Feeling
こもりそうだなーと予想していたが予想に反してそんなことなく。
いい感じ(語彙が足りなくてすいません・・・)
でもiPod付属イヤホンいい感じに聞こえるんだなぁ(バカ耳)

Jimi Hendrix "Foxy Lady" The Jimi Hendrix Experience - Experience Hendrix - The Best of Jimi Hendrix - Foxy Lady
おぉ、これもてっきり低音こもりそうって思ったけどぜんぜん籠もってない!
クリアかつ低音がバランスよく鳴ってます。ジミヘンやっぱカッコいいねぇ。
iiPod付属イヤホンだと音がちょっと遠くにある気がするんだけど、K26Pは肉迫してくる感じでとてもよろしい。

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